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新型コロナワクチン小児接種に関する座談会レポートページ

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みなさんはお子様への新型コロナワクチン接種はどうしていますか?
「ワクチンの安全性が不安」
「将来的に見た時の副反応が怖い」
「ワクチンに対しての正しい情報がほしい」
など様々な悩みや不安をお持ちではないでしょうか。そんなママ4名と専門家・看護師を交えて座談会を開催しました。

【専門家紹介】

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北海道保健福祉部  技監 人見 嘉哲氏

北海道大学医学部卒業後、国立がんセンター研究所研究員、金沢大学准教授を経て、北海道入庁。
道立の保健所長を経て、北海道新型コロナウイルス感染症対策本部指揮室で感染症対策にあたり、953日目(10/3現在)。

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看護師 佐々木 敦子氏

札幌市ワクチン接種担当部 健康相談員として普段から市民や医療機関からの相談を受けている。

 

北海道の接種状況について>
2022年12月6日の北海道のワクチン接種率北海道の接種率は全国と比較してやや高めとなっていますが、
道内各市町村単位での接種率は地域によっては全国より低くなっています。

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座談会スタート

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    Aママ
    ほとんどのママが気になる「ワクチンの安全性」について詳しく教えてください!
  • 人見先生
    「新しいワクチン」と聞いてほとんどのママは「接種することで子どもに何かが起こるのではないか?」そう考えると思います。しかし世界でみると億単位で接種されており、安全性が確立されていると言えます。
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    Bママ
    子どもへのワクチン接種って本当に必要なんですか?
  • 人見先生
    必要です。大人も子どももワクチン接種後に感染すると症状が重くなりづらいという報告があります。ワクチンはあくまでコロナに感染するための練習だと思いましょう。
    初めてのウイルスが体に入ると高熱などの症状が現れ、特に子どもは熱性けいれんなどのリスクがあります。そうなる前にまずは体にコロナウイルスを記憶させ、抗体を作る必要があります。
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    Bママ
    それでもやっぱり副反応やアナフィラキシーが怖いです…
  • 人見先生
    まず、発熱などの全身症状は、ワクチンそのものの副反応というより筋肉注射の結果と捉えるべき反応がほとんどです。大人も子どもも1回目よりも2回目以降に発熱症状が多いのは、体の免疫反応であり自然なことです。
    まれにアナフィラキシー症状(※)が起こりえますが、こういった症状は5分ほどで反応が出ると言われているため病院での待機時間でしっかり様子を見ることが重要です。
  • 佐々木相談員
    小児科のクリニックもアナフィラキシーに備えて、必要な処置が行えるようにして、ワクチンを打っています。緊急処置をした後は、大きな病院に緊急搬送しいています。
  • 人見先生
    道内どこでも、アナフィラキシーが起こった際に備えて適切な処置及び緊急搬送できるシステムがあり、安全は担保されています。
    (※アナフィラキシー症状とは、短時間のうちに、目や唇の充血や腫れ、息苦しさ、皮膚のかゆみなど、全身にあらわれる強いアレルギー症状です。)
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    Cママ
    副反応が起きたらどう処置したら良いですか?
  • 人見先生
    接種後、いつもと違う様子であると判断した場合はワクチンを接種した病院へまずは相談しましょう。
    副反応による発熱の場合は、特に子どもは少しの発熱でも体力を消耗してしまうため解熱剤を使ってください。病院から処方されたもの、市販のもの、どちらでも大丈夫です。
    余談ですが…「風邪に伴う発熱」の場合、体がウイルスと戦っているから無理に熱を下げないほうが良い、とされ解熱剤の使用をためらう方が少なくありません。しかし子どもにとって高熱は体力を消耗させ、食欲不振や脱水につながるため38℃以下に抑えるようにしましょう。
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    Dママ
    よくコロナにかかると免疫ができると聞きますが正しい情報ですか?
  • 人見先生
    感染後、体に免疫がつくのは正しいです。ウイルスに対する抗体が作られますが、半年を目処に、抗体の量は少しずつ減ってしまいます。
    例えば、ワクチンだけ/コロナ罹患だけ/ワクチン接種後コロナ罹患
    の3パターンを比較した報告では「ワクチン接種後コロナ罹患」が最も免疫がつき、その後の感染に対する防御を高めると言われています。「ワクチン接種後コロナ罹患」は軽症で済む割合が高いとされています。
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    Aママ
    将来的に見てワクチンの副反応が怖いです…
  • 人見先生
    ワクチンの副反応が、例えば生殖器などの体に悪影響を及ぼすという見解はありません。むしろワクチン未接種でウイルスに感染することの方が危険であると考えます。
    ワクチンは体に働きかけ免疫を作ります。一方で未接種者がウイルスに感染すると血液中に病原体が入り込みそれが肺や腸、生殖器などの体中に回っていくためリスクがあると言われています。大人でコロナ罹患後に後遺症を発症するケースがありますがその理由は血液中にウイルスが侵入して広がってしまうからです。ただし、ワクチンを接種することでウイルスが体中を巡ることを抑えられると言われています。
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    Cママ
    ワクチン接種がこんなに進まない理由は何ですか?
  • 人見先生
    日本人は新型コロナワクチンに限らず、ワクチンに対して「安全だ」「大切だ」「効果が高い」と考えている人の割合が他国と比べてもかなり低いことが影響していると思います。
    また、SNSなどで拡散されている様々な情報も大きく影響している可能性があります。正しい知識でワクチンを恐れないことが接種率を上げる第一歩であると考えます。
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    Dママ
    今後6ヶ月からワクチン接種が可能になりますが体が小さいうちはやっぱり不安です…
  • 人見先生
    子どもへ接種するワクチンの有効成分は控えめと言われており、5〜11歳の場合は大人の1/3、6ヶ月〜4歳の場合は大人の1/10なので安心してください。
  • 佐々木相談員
    6ヶ月〜4歳までの乳幼児の場合、3回に分けて接種します。1回打って、3週間後に2回目。8週間後に3回目になります。8週といっても、乳幼児は他にも様々なワクチンを打たなければならない中で3回組み込むということになるので、あっという間に来ると思います。
  • 人見先生
    ただ、スケジュール管理が大変だったり、他のワクチン接種との兼ね合いなどが難しい場合もあるので無理のない範囲で接種を検討することをおすすめします。
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    Bママ
    新型コロナウイルスのワクチン接種はいつまで続きますか?
  • 人見先生
    新型コロナウイルスはインフルエンザなどとは異なり季節性がないため接種が続いています。
    ただし、4〜5回の接種後はある程度の免疫ができあがると言われており、その後は基礎疾患がある方や高齢者などの特定の層のみの接種になるのでは、と考えられています。
[まとめ]

全国で見る子どもの感染者数の割合を表したグラフです。
新型コロナが流行した当初は高齢者の感染が多かったのですがある時を境に子どもの感染率が上がりました。その理由は「ワクチン未接種だから」と言われています。

2022年12月6日の北海道のコロナ感染率最新データ

ワクチン接種はあくまで「新型コロナに感染する練習」という捉え方をしてください。
正しい知識を持って「小児接種」に関してまずは家族で話し合うことをおすすめします。

ワクチン効果

★小児ワクチンの基本情報はこちら

☆乳幼児ワクチンの基本情報はこちら

★北海道HPにも座談会の様子を掲載!

☆乳幼児接種に関する札幌市HPはこちら

 

座談会を
終えての感想

  • 小児のワクチンについてはまだ分からないことが多くて不安で打てない状態でした。
    今日の分かりやすい説明を聞いて、色々と理解が深まったので、子どものワクチンについて前向きに考えてみたいと思いました。
  • ワクチンについての不安がだいぶ減りました。ネットなどで情報を集めると正しい情報かどうかを見極めるのが大変なので今日、話を聞けてよかったです。
  • 子どもに関することなので安全性など心配なことが多く、「怖い」というイメージが強かったのですが前向きになることができました。
  • ザックバランにお話ができてよかったです。改めて夫と子どもたちと話をできたらと思いました。