10月に芸術の森美術館で「北海道の建築展2022」がありました。期間中、ワークショップ「鳥の巣箱作り」があり、参加してきました。

ワークショップの会場に着くと、先生の巣箱の説明から始まりました。今回の巣箱造りは、建築家の方と木工作家の方数名が講師でした。

家族で1セット材料が配られます。我が家は北海道でよく目にする「シラカバ」の木材を選びました。木工作家の先生が裁断加工した木材を組み立てる作業となります。

巣箱を組み立てていきます。材料同士をネジ止めしていく作業です。材料の板の加工は木工作家の方が裁断しただけあって、とても美しい仕上がりになりました。組立ての最後に先生が正面にドリルで穴をあけてくれます。ここに木の枝をねじ込んで完成です。木の枝は巣箱に入るための小鳥の止まり木になります🐦

ワークショップはここで終わりですが、最後に塗料が配られました。自然にやさしいエコな塗料で、今回「ブルーグレイ」と「グリーン」を選びました。家に帰って色付けです。布に塗料を浸して、木に塗り込んでいきます。3度塗りをすると、色が落ち着いてきました。

完成した巣箱です。ブルーグレイの屋根とグリーンの壁です。森の中になじみそうな巣箱になりました。材料の加工はプロの方だったので、つなぎ目がぴったり合って芸術品に見えます。

巣箱の設置は秋から冬の間にするのがよいそうです。巣箱を利用する春から夏までに、人間の臭いや塗料の臭いがとれて鳥が安心して巣箱を利用しやすくなるそうです。

この巣箱に鳥が飛んでくる姿が今から楽しみです。