\ case study/

〔令和7年度苫小牧市障がい者就労支援事業〕障がい者雇用事例ー株式会社ヨシダ


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企業名 株式会社ヨシダ(製造・加工)
従業員数 41名
住所 苫小牧市あけぼの町3丁目4番7号
電話番号 0144-55-0830
HP https://www.tomakomai-yoshida.com/

🎙️インタビュー(代表取締役 吉田 良弘様)

Q1:障がい者雇用の取り組み内容を教えてください

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福祉施設から紹介された後、養護学校の職場体験を受け入れたことがきっかけとなって約30年前から障がい者雇用を始めました。
養護学校の出身者や福祉施設からの紹介、転職者を含め、現在は11名の 障がい者が週5日フルタイムで勤務しているほか、週3〜4回の就労支援施設の施設外就労にも対応し ています。
木材の選別・結束・積む作業などの軽作業が中心なので、はじめから木に関する知識の必要 はありません。
材質の見極めなど必要な作業は入社後に現場で覚えることができるので、異業種から の転職者も活躍しています。
車の運転など個人の能力に合わせて機械やフォークリフトの操作を行う場 合もあり、当社にとって貴重な労働力となっています。

Q2:障がい者雇用で工夫していることは何ですか?

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もともと福祉施設の職員だった方が相談員として週3回来ています。
現場でさまざまな工程を実際に見 ていただきながら、当社で働く障がい者が気軽に相談できる環境をつくるだけでなく、会社側の障が い者への対応についてもアドバイスをいただける機会となっています。
また、障がい者の作業を支援す るジョブコーチも2名在籍していますが、当社で働く障がい者は養護学校などでさまざまな種類の職 業訓練を受けているため、ずっと付きっきりでなくても問題がない方ばかりです。
知的障がいをもつ方 がほとんどですが、こだわりが強いなどの特性はなく、きちんとコミュニケーションを取って指示通り に仕事を行うことができる素直な方々が多いです。

Q3:今後について教えてください

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当社は「働きたい人に働いてもらいたい」と考えています。
そのため、健常者・障がい者・高齢者・外 国人労働者などの枠組みに囚われることなく、当社で働きたいと思っていただける方を採用したいです。
また、当社には10〜20年と長く働いている方々もいるため、障がい者同士で先輩が後輩に作業を教 える体制が自然と構築されていますが、現在は健常者のようなリーダー職は特にありません。
たとえば 養護学校などでは先輩が後輩を優しく丁寧に教えるのが普通なので、我々が「障がい者だから難しい のではないか」と制限をするのではなく、今後はジョブコーチと相談しながら障がい者の中でリーダー として活躍する役職を設けることを検討しています。

Q4:障がい者雇用をどう考えますか?

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障がい者は挨拶をはじめ報連相や片付けなど、社会に出て働く際に必要なことはすべて養護学校など できちんと教えられており、当社では会社に貢献する労働力として必要不可欠です。
もし、障がい者雇 用に関して消極的な企業があれば、「食わず嫌い」をしないことが人材不足の解消にもつながるので ないかと感じています。
しかし、受け入れが大変なことも事実であるため、決して自分たちだけで抱え 込まず、行政機関や福祉施設などと連携しながら取り組むことが重要です。
健常者の学生を対象にした インターンシップを行うのと同じように、まずは就業体験実習やトライアル雇用などを活用しながら取 り組んでみるのも有効な手立てだと考えています。

📣働く人の声

Q1:お仕事について教えてください

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養護学校の実習がきっかけで28年前に働き始めました。
これまでにもさまざまな作業に携わってきま したが、現在は木材を機械で加工する「欠込み」という作業とペンキ塗りを担当しています。
毎年新し く後輩が入ってくるので、現場で作業を教える時には年齢や性別などの違いを考慮しつつ日常生活の話 も交え、できるだけ相手のペースを大事にしながらアドバイスをするようにしています。
なかなか年代 が違うと伝わりにくいこともあって難しさを感じることも多いですが、入社当時の自分の経験を元に 「もう少し頑張ってみようよ」と時に励ましたり、コミュニケーションを取りながら後輩に寄り添って サポートするよう心がけています。

Q2:実際に働いてみてどうですか?

取引先ごとに材料も作業内容も毎回違いますが、木材の乾燥具合などの状態によって作業の難易度も 変わるため、材質の見極めの大事さを感じています。
入社前の実習の時は自分もまだ若く、新しい環 境でうまくいかずに落ち込んだり心細さでいっぱいだったこともありましたが、毎日実習に入る前に 家族に電話をして支えてもらったり、当時の上司から「卒業したら待ってるよ」と温かく声を掛けてい ただいたことに救われ、今も働き続けられています。
毎月の給料の中から生活費や食費などを振り分け、 定期預金で車を購入したり、きちんとお金を管理しながら趣味を楽しめることが嬉しいです。今後も自 分が働けるまでこの会社で働き続けたいと考えています。

令和7年度苫小牧市障がい者雇用事例について

主催 苫小牧市 産業経済部 企業政策室 工業・雇用振興課
(苫小牧市旭町4丁目5番6号)
問い合わせ 0144-32-6432
受託者

株式会社Mammy Pro
(札幌市中央区南1条西5丁目愛生舘ビル5F)
011-206-9150

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